小学校の学習発表会をきっかけに場面緘黙をカミングアウトして良かった!~サユリさんの体験談~

場面緘黙親の会LINEオープンチャットに書き込みのあったサユリさん(仮名)の場面緘黙カミングアウトの体験談が参考になりましたので、緘黙マガジン編集部が編集して紹介します。

小学校の学習発表会をきっかけに、娘さんの場面緘黙をクラスメイトにカミングアウトする機会があったサユリさん。
悩みつつもカミングアウトした結果、どのような影響があったのか…。

サユリさんの経験を通して、学校や園で場面緘黙をクラスメイトに伝えることでどんな影響があるのか、参考にしてもらえたらと思います。

※この記事に記載された体験談は、あくまでも個人の感想になり、情報として決め付けるものではなく、様々な可能性やヒントを読者の皆様にお伝えする目的になります。内容が気になる場合は、専門家にご相談ください。

カミングアウトをすべきか悩んだサユリさん

娘の状況を考えると、カミングアウトすべきなのかも…

娘(Aさん)は小学校1年生で場面緘黙の症状があります。
娘は仲良しのお友達や担任の先生とはお話できるのですが、その他大勢のお友達とはお話できず、挨拶や質問に答えることは苦手です。

先日も登校中に同じクラスのお友達から「おはよう」と言われ無反応だったので「なんで何にも言わないの?」と言われてしまい、登校に付き添っていた主人が「ごめんね。眠いんだと思う」とごまかした…という出来事がありました。

なので、「そろそろカミングアウトした方がいいなぁ…」と思っていました。

なぜ場面緘黙をカミングアウトすることになったのか?

10月のある日、娘の場面緘黙の症状について1年生全員(2クラス)に先生がお話してくれることになりました。

先生がお話した理由は、11月に学習発表会(いわゆる学芸会)があるからです。1組、2組合同で「くじら雲」の劇をやります。

役は「子供役」「先生役」「くじら雲役」の3種類あるのですが、「くじら雲役」は一人で言う台詞がないので、先生から「Aさんはくじら雲役が良いと思うのですが」と、私に相談がありました。

本人もくじら雲役を希望していたので「くじら雲役でお願いします」と伝えたところ、先生は「希望者が多いとオーディションで決めるのでAさんは難しいと思うんです」と話されました。

そして、「なんでAちゃんだけオーディション無しでくじら雲役になれるの?ズルい!」とならないように、「1組、2組のみんなにAさんについて説明してもよろしいですか?」と先生から相談がありました。

先生は場面緘黙についてうまく説明してくれたのですが…これで本当に良かったかどうか悩みました

私からは「私はお願いしたいのですが、本人の同意が必要なので確認してみます」と伝え、娘に説明、確認したところ「話していいよ」との反応だったので、先生に「娘も応諾したのでお願いします」と伝えました。

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