場面緘黙親の会LINEオープンチャットに書き込みのあった、ゆりこさん（仮名）の体験談について、緘黙マガジン編集部が編集して紹介します。
現在、保育園の年長で場面緘黙の娘さんを持つ親のゆりこさん。当初、場面緘黙の娘さんを認めきれていなかったゆりこさんが、どのように変わっていかれ、保育園との関係を作っていかれたのか。
ゆりこさんの経験を通して、保育園など先生側との関係作りについて、参考にしてもらえたらと思います。
※この記事に記載された体験談は、あくまでも個人の感想になり、情報として決め付けるものではなく、様々な可能性やヒントを読者の皆様にお伝えする目的になります。内容が気になる場合は、専門家にご相談ください。
はじめは娘の姿を認めることができず強がっていた
最初、私は保育園で家と違う娘の姿を認めることができませんでした。
それで保育園の先生に対して変に強がってしまいました。
娘の家での元気な様子や、「先生のことが大好きって言ってます」のような緘黙っ子のギャップはよく先生に伝えていたのですが、本当に辛いことは伝えきれていませんでした。
親の本気の思いを伝えることで変わっていった
その後、本気で悩んでいることをきちんと保育園の先生に伝えることにしました。
「娘も話せないということで、やりたいことができない」
「全然自分らしく振る舞えていない」
「それが本当に辛い、どうにかしてあげたい」
