第14回「はぴもくcafe」交流会in京都1

2023年4月22日に行われた第14回「はぴもくcafe」交流会in京都について、イベントレポートとして紹介します。

京都のリアル会場では4回目の開催。
今回は緘黙パパの体験談として、「困り事を聞く方法~入学後・進級後で困った事を本人から聞くには?」というテーマで、これまで緘黙パパが場面緘黙を知り始めた初期から今に至るまでの工夫を簡単な講義形式で話させてもらいました。

イベント後にいただいたアンケートの感想を紹介しながらレポートとしてまとめたので、緘黙パパの体験談コーナー「困り事を聞く方法」が入った、はぴもくcafe保護者交流会がどんなものになったかチェックしてみてくださいね。

イベント概要

・開催日:2023年4月22日(土)
・開催時間:10:00~12:00
・開催場所:ひとまち交流館京都2F 市民総合センター ミーティングルーム1
・参加費:500円
・対象者:関西在住の場面緘黙の子どもを持つ保護者。支援者の方も歓迎。

参加メンバー

■主催者
・辻田 和彰(緘黙パパ)
場面緘黙親の会代表。
場面緘黙、自閉スペクトラム症の女児を持つ1児の父。

■司会進行
・ココア
自閉スペクトラム症、場面緘黙の思春期女児を含む2児の母。
ひまわりの会(関西)主催。

■トークサポート
・めのの
場面緘黙経験者(幼少期)。
自閉スペクトラム症の女児を持つ1児の母。

■参加者
場面緘黙の子どもを持つ保護者11名。

当日の流れ

1.司会挨拶・はぴもくcafeについて
2.事務局メンバー紹介・参加者自己紹介
3.緘黙パパの体験談(困り事を聞く方法)
4.交流タイム
5.事務局よりお知らせ

参加された皆様の感想

イベント終了後のアンケートで、皆様からいただいた感想を紹介します。

はぴもくcafeの満足度は?

満足:6名
やや満足:0名
どちらともいえない:0名
やや不満:0名
不満:0名

※6名の方から回答をいただきました。

参加した感想は?

※( )には、参加者のお子様の状況がわかるように、大まかな学年と性別を記載しています。

幼稚園の頃に比べて送り迎えで担任に毎日会うわけではないので、学校の様子がわからず困っていました。学校での話の聞き方、参考になりました。また、毎回感じることとして、はぴもくcafeに参加することによって、子どもとの接し方で反省することがたくさん見つかって、気を引き締めて(?)子どもに対峙しようという気持ちになれることが助かります。子どもが学校に通えていたりすると、抱えている問題をつい忘れてしまうのですが、思い出させてもらえるのが良いです。
テーマの内容について理解が深まっただけでなく、子どもとの関わり方について気をつけなければいけないことを再認識して、新しい気持ちで子どもと接することができる気がする。
(小学生低学年・男児)

どうすれば良いか悩んでいることがテーマだったのでとても参考になりました。
(小学生低学年・女児)

3回目の参加なので、緊張もだいぶおさまり穏やかな気持ちで参加できました。
他の方の体験談を聞いて、再び共感もたくさん得られ救われた気持ちにもなりました。
(小学生中学年・男児)

同じ緘黙のお子さんをもつ親同士で色々な話ができて、1人ではないと再確認できたり、悩みを共有し、解りあえてとても嬉しかったです。元気とやる気を頂いて帰りました!また参加したいです!
(小学生中学年・男児)

日々の自分の対応を振り返るいいきっかけになりました。
参考になるお話を聞けてまた頑張っていこうと思えました。
今回も資料があってわかりやすかったです。
(中学生、小学生高学年・女児)

他の方々のお話を聴かせて頂き過去を振り返りながら参加させていました。成長する中で悩み心配事も変わってくるということ…痛感致しました。
(社会人・女児)

第14回「はぴもくcafe」交流会in京都2

次回もはぴもくcafeに参加したいですか?

ぜひ参加したい:4名
タイミングが合えば参加したい:2名
どちらともいえない:0名
参加したくない:0名

※6名の方から回答をいただきました。

今後取り組んで欲しいことは?

旦那主体で参加できる会。
(小学生低学年・女児)

学校以外の居場所作り。習い事や療育などの進め方など、本人の自信に繋がる手段があれば知りたいです。
(小学生中学年・男児)

緘黙パパさんの克服への取り組みと、お勧めの書籍等教えて欲しいです。(一冊オープンチャットで教えてもらって凄くよかったので他にもあれば)
(小学生中学年・男児)

オンライン上でもよろしいのでお部屋毎(大きく分類でも)のはぴもくcafeも考えて頂ければうれしいかなと…
(社会人・女児)

その他ご意見、ご感想

いつもありがとうございます。情報も交流もとてもためになっています。
(小学生低学年・男児)

同じ悩みを持つ方と交流できてとても励まされます。資料を用意してくださったり、チャットでのフォローなどとても感謝しています。
(小学生低学年・女児)

今回も参加させていただきありがとうございました。我が子は支援級での関わりや療育などの活動はまだまだこれからですが、こちらで学んだことがたくさん活用されています。
今回も参加させていただいたことで、今後の励みになりました。
(小学生中学年・男児)

今回の他にも管理人の皆さま方にはこの様な場を作って頂き感謝致します。ありがとうございます。
(社会人・女児)

第14回はぴもくcafe京都を終えた主催者からの感想

前回に引き続き、今回も緘黙パパの体験談を講義形式にして説明する企画をしました。

集まってもらえたのはリピーターの方を中心に、新規の方も何名かいて、今回も関西の各所から参加してもらえました。

緘黙パパの体験談のパートでは、「困り事を聞く方法」について、僕が娘とともに歩んできた過去を振り返り、その時々でどうやって困り事を聞いてきたか娘の段階に合わせて紹介しました。

今回は伝えたいことがたくさんあって資料を作りすぎたので、僕が一方的に話す時間にさせてもらい、その後質疑応答や話し合う時間にしました。

初めて参加された方が何名かいたので、その方を中心に質問してもらい、僕や事務局メンバーがアドバイスさせてもらいました。

リピーターの方には初めての参加者の方を優先させてもらったこともあって時間を取れなかったので申し訳なかったです。その分、リピーターの方にはランチ会でたくさん話をさせてもらいました。

そのためか、ランチ会はこれまでで最長時間の、4時間超え! 夕方くらいまで話し込みました(もうここまでいくとランチじゃないですね 笑)。

気付いたらお店の営業終了時間まで居座ってしまいました(笑)。

リピーターの方が最後まで残ってもらえ、みんなそれぞれが話しやすい時間を過ごせたのではないでしょうか。

レポートのまとめ

参加者の感想からもわかるように、緘黙パパの体験談コーナーが「困り事を聞く方法」だったためか、我が子との接し方について考えるきっかけになり学びが多かったという意見が多くありました。

今回も励みになったという感想をいただきましたが、こちらこそ参加者の話を聞けて励みになりました。

リピーターの方同士も仲良くなってきて、ランチ会ではリラックスして話されている様子も見受けられ、良い感じで交流ができ始めているなと実感しました。

参加していただいた皆様、本当にありがとうございました。