はぴもく京都参加者写真1

2022年7月16日に行われた第6回「はぴもくcafe」リアル&オンライン交流会in京都について、イベントレポートとして紹介します。

今回のはぴもくcafeは、ついにリアルなオフ会として初開催。
コロナ禍でこれまでずっとオンラインの活動が中心でしたが、活動2年目になってようやく参加者の皆様と実際にお会いすることができました。

イベント後にいただいた感想を紹介しながらレポートとしてまとめてみたので、リアルなはぴもくcafe保護者交流会がどんな雰囲気なのか参考にしてみてくださいね。

イベント概要

・開催日:2022年7月16日(土)
・開催時間:10:00~12:00
・開催場所:ひとまち交流館京都2F 市民総合センター ミーティングルーム2、Zoom
・参加方法:リアルとオンラインのハイブリッド
・参加費:500円(リアル会場)、300円(Zoom会場)
・対象者:場面緘黙の子どもを持つ保護者(交流目的のため関西圏在住の方に限る)

参加メンバー

■主催者
・辻田 和彰(緘黙パパ)
場面緘黙親の会代表。
場面緘黙、自閉スペクトラム症の女児を持つ1児の父。

■司会進行
・ココア
自閉スペクトラム症、場面緘黙の思春期女児を含む2児の母。
ひまわりの会(関西)主催。

■Zoomサポート
・にじいろ
場面緘黙の年中女児を持つ母。

■参加者
場面緘黙の子どもを持つ保護者8名。

当日の流れ

1.主催者挨拶:緘黙パパより趣旨説明
2.参加者自己紹介
3.交流タイム
4.代表総括

参加された皆様の感想

イベント終了後のアンケートで、皆様からいただいた感想を紹介します。

はぴもくcafeの満足度は?

満足:5名
やや満足:3名
どちらともいえない:0名
やや不満:0名
不満:0名

※8名の方から回答をいただきました。

参加した感想は?

※( )には、参加者のお子様の状況がわかるように、大まかな学年と性別を記載しています。

同じ境遇の親御さんに初めて会い、場面緘黙の悩みを共有でき、色々なアドバイスも頂き、2時間があっという間でした。また、年齢に応じて向き合う問題も変わってくるため色々な方のお話しを聞けてよかったです。
時間が少し短く感じたので、せっかくの機会というのもあり、もう少し長くても良いかなと思いました。
(就学前・男児)

就学に関する相談は、地域によっても状況が異なるのでできないかと思っていたら、疑問に思っていたこと全てにご相談に乗っていただくことができました。お子さんの年齢や困っていることが違う方のお話もとても参考になりました。
(就学前・男児)

同じような心配事を抱えている方々の意見が聞けて、参考になった。
(小学生低学年・女児)

色々なケースのお話を聴くことができて、大変勉強になりました。2時間は意外と短く感じました。
(小学生中学年・女児)

いろんな視点、立場の方がおられて参考になりました。
(小学生高学年・女児)

お子さんそれぞれ状況が違うのですが、似たところの共感、アドバイスなど、リアルにお話できたのがとてもよかったです!
(小学生高学年・女児)

ZOOMでの参加でしたが、みなさんの話を聞きながら、なるほど!そういう対応わが家もできそう!と気づかせてもらう内容もあり、とてもよい時間を過ごせました。
(小学生高学年・女児)

最初は緊張していましたが実際にお会いしてお話聞かせて頂き普段以上に共感できることが多く年齢に合った情報を教えて頂きありがたく感じました。いい時間を過ごさせて頂いて感謝致します。ありがとうございました。
(大学生・女児)

 

はぴもく京都参加者写真2

次回もはぴもくcafeに参加したいですか?

ぜひ参加したい:6名
タイミングが合えば参加したい:1名
どちらともいえない:1名
参加したくない:0名

※8名の方から回答をいただきました。

今後取り組んで欲しいことは?

場面緘黙を経験された方からの経験談や有効な改善策のお話しや、支援級や通常級の先生の立場から、親が支援を求める際にこうしてほしいなどの本音を聞ける場があれば、きいてみたいです。
(就学前・男児)

親子で参加できるワークショップ
(小学生低学年・女児)

参加者の体験やお悩み事のお話は非常に勉強になりますが、さらに、「これまでこのような取り組みを行ったことで緘黙を克服できました」といった経験談なども聞けたらより参考になると思いました。あとできれば大阪でも開催していただけたら嬉しいです。
(小学生中学年・女児)

今回のようなリアルの場がこれからも開催されるとうれしいです。
(大学生・女児)

その他ご意見、ご感想

お忙しい中、イベントを開催していただいて、蓄積された知識や経験を惜しみなく共有していただいてありがとうございました。終了後もお話しするお時間をいただいてありがとうございました。
(就学前・男児)

はぴもくcafeのコミュニティを作るプラットホームとして、Slackなども使えるのではと思いました。
本日は貴重な場を設定いただき、ありがとうございました。また是非お伺いしたいです。引き続きよろしくお願いいたします。
(就学前・男児)

はぴもくcafe開催していただき、ありがとうございました。
(小学生低学年・女児)

皆さまありがとうございました。細かくアドバイス頂けて非常にありがたかったです。他の場面緘黙のお子さんの状態とか反応などのお話も伺えて参考になりました。
(小学生高学年・女児)

ところどころ音声が聞き取りづらかったです。オンライン参加でしたので、ざっくりで良いので現場で参加されている参加者の方の情報や、現在何のテーマの話をしているのか、などを表示しておいていただけるとより理解が深まったと思います。
(小学生中学年・女児)

先日はありがとうございました。
用事があったので急いで帰ってしまいましたが、いろんな年代のお子さんのお話が聞けて、とても参考になりました。
皆さん話しやすい雰囲気であっという間に時間が過ぎてしまいますね。
同じ地域なので、具体的な情報も教えてもらい、今後も情報交換や、お話会がしたいなと思いました。
事務局の方にはいつもこのような機会を作っていただき、ありがとうございます。
また参加したいです!
(小学生高学年・女児)

本日はありがとうございました。
場面緘黙症について改めて考えさせて頂いた時間を過ごさせて頂きました。教育現場にもこのような声が届くといいですね。
(大学生・女児)

第6回はぴもくcafe京都を終えた主催者からの感想

今回は、実際に参加者の方々とお会いするリアル会場と、その様子をオンラインで視聴するZoom会場のハイブリッド版で開催することができました。

これまではオンライン中心だったため、どうしても会話が一方通行になったり、参加者の雰囲気を掴むのは難しく感じていましたが、実際にお会いし、それぞれの顔を見て話せる安心感は何より価値があるなと思いました。

リアル会場ではなるべく交流がしやすいよう5名限定にさせていただいたこともあり、参加者同士で話しやすく、和気あいあいとした雰囲気になりました。

初めてのリアルオフ会だったのでどうなることかと緊張しましたが、2時間はあっという間に終わってしまうくらい充実感がありました。

はぴもくcafe終了後も、交流スペースにて皆様とフリータイムのような形で話ができ、より深く交流できたのも良かったです。

はぴもくcafeと交流スペースでのフリータイムを合わせ、3時間近くの交流時間がありましたが、全然足りないくらいでした。

もっともっと、皆様と話したかったです!

レポートのまとめ

参加者の感想からもわかるように、今回のはぴもくcafe京都では、リアル会場での開催がポイントなり、実際に会って話せることで満足度が高かったように感じました。

ただ、オンライン視聴では課題もあり、Zoom会場の方には申し訳なく思う点もありました。ハイブリッド開催の難しさを感じたので、今後改善するなど、はぴもくcafeの運営に活かしていきたいと思います。

参加していただいた皆様、本当にありがとうございました。