日本LD学会第32回大会

場面緘黙親の会副会長の辻田那月が、「日本LD学会第32回大会」で2023年10月8日(日)に自主シンポジウムを行いました。

【2023年10月8日(日)12:55~14:25 】日本LD学会第32回大会 辻田那月発表情報

・演題名:「場面緘黙におけるエビデンスの現状と臨床への接続」
・企画者:
辻田那月(大阪大学国際共創大学院学位プログラム推進機構)
・司会者:
辻田那月(大阪大学国際共創大学院学位プログラム推進機構)
・話題提供者:
辻田那月(大阪大学国際共創大学院学位プログラム推進機構)
飯村大智(筑波大学人間系)
山中智央(島根大学学術研究院教育研究推進学系)
・指定討論者:
萩原広道(大阪大学大学院人間科学研究科)

・概要
場面緘黙児は不登校を経験することが多く、早期発見・早期支援が重要である一方で、日本では認知度が低く、また支援体制は整っていない。
本シンポジウムでは場面緘黙について基本的な情報を整理した上で、日本と海外の場面緘黙の研究動向を紹介し、診断状況や併存症のアセスメント方法、治療方法などを比較する。加えて、場面緘黙児と関わる保護者や教員の不安や悩みにも焦点を当て、長期的な予後を見据えた包括的な実践の在り方について議論する。指定討論およびフロアを交えた質疑応答では、場面緘黙研究の知見を現場の支援にどう活かせるのかを、フロアの皆様と共に考えていきたい。