オープンチャット「場面緘黙親の会」の中で、推奨したい発言ポリシーをまとめました。
管理人が考えているポリシーをお伝えし、参加者の皆さんには、気持ちの良いやり取りができるよう、オープンチャットの雰囲気作りを協力していただきたいと思っています。
発言自体の方向性について決め付けるわけではないのですが、管理人側の主旨や目的を頭の片隅に少し置いて下さると嬉しいです。
【ポリシー①】お互いに知識を高め合っていきましょう
知識が少ない方は学ぶ意識を!
緘黙では向こうから知識がやってきたり教えてくれる状況ではないので、知識を自ら得ることが大切です。
親の会では、教えてあげたいと思って下さる方がたくさんいるので、聞いてみる事を意識し、そして自分も詳しい人達のように頑張ることを意識してみましょう。
頑張っている人のことは多くの人が応援したくなるものです。
きっと同じことが支援者に対しても言えます。
親の会を、リアルで支援を受けるときに「頑張り」を伝えるための練習の場にしませんか?
そして後から参加して来る人達に、今度は自分が助言してあげられるように、未来に繋いでいきましょうね!
知識が多い方は引っ張る意識を!
参加者自体で情報を持っているか持っていないかの差がかなりあると思います。
知識がある方は、困っている人達に、伝えたい、助けてあげたいという気持ちが少なからずありますよね。
ぜひご自分の体験談として話してみてください。
そしてまだ知識の少ない方に、モチベーションが上がるよう促してみたり、一緒に学ぼうと高め合ってってみてはいかがでしょうか。
他の皆さんを引き上げることは、高め合える仲間を増やし、自分にとっても新たな知識発見や刺激につながるはずです!
【ポリシー②】段階が違ってもお互いに励まし合いましょう
軽い方だと思っている方こそ困っている事を意識!
緘黙の特徴として軽い方だと思っている方が圧倒的に多いです。
そして困りが見えにくいからこそ、理解や支援がされにくいです。
軽い方だから申し訳ないと思わず、だからこそ理解され難い苦しみや困っていることを伝え、励まし合うように意識してみましょう。
困り感を見出せないうちは、何をしたら良いのかも見えず不安や焦りを感じやすいので、小さなことでも外に出すことを意識し励まし合いましょう。
重い方だと思っている方は表現方法を意識して!
重い話も吐き出しも歓迎ですが、軽い方への配慮も考え、感情的に沈んでしまう気持ちよりも「事実や聞きたいことを明確に発言」できるように意識してみてください。
どうしても大変な状況を聞くと、軽い方は何も良いアドバイスがしてあげられない…と発言できずにいることが多くあります。
ですが、頑張っている姿勢からは、本当に勇気をもらうことができます。
もちろん辛い事ばかりで、冷静に言葉を伝えるのは難しいかもしれません。
それでも、その言葉からは、軽い方にも重い方にも頑張ろうという刺激が与えられ、皆さんから強い共感が得られると共に応援されるのではないかと思います。
それが、きっと親の会全体の力にも繋がるはずです。
「場面緘黙親の会」オープンチャットの利用方法について、各ステップ毎にまとめてみました。 ステップに合わせて確認していただき、うまくオープンチャットを利用してくださいね。