小学校入学後から親が動いて友達作りをサポート

場面緘黙親の会LINEオープンチャットに書き込みのあったサユリさん(仮名)の「小学校入学後の友達作り」の体験談が参考になりましたので、緘黙マガジン編集部が編集して紹介します。

就学後の新しい環境の中で、子どもがどのように友達と関係を築いていけるか、不安を感じている親御様も多いのではないでしょうか。特に、場面緘黙のあるお子さんにとっては、「友達の存在」が大きな安心につながることもあります。

小学1年生の娘さんをもつサユリさんは、学校生活の中で娘さんが無理なく人間関係を築いていけるよう、周囲への理解を促し、保護者同士のつながりを作り、遊びの機会を積極的に作るなど、段階的にサポートされてきました。

サユリさんの実体験を通して、小学校入学後に親としてどのような働きかけができるのか、友達作りのサポートにどんな工夫があるのか、参考にしてもらえたらと思います。

※この記事に記載された体験談は、あくまでも個人の感想になり、情報として決め付けるものではなく、様々な可能性やヒントを読者の皆様にお伝えする目的になります。内容が気になる場合は、専門家にご相談ください。

場面緘黙の娘にとって友達の存在は大きい

娘は現在、小学1年生で普通級に在籍しており、2学期の中頃を過ぎたところです。

娘には、小学校に入学してから新しく出会った友達(同じ保育園ではなかった子たち)の中で、仲良くなれた子が3人います。

今では、その子たちが娘の学校生活において、心の支えになっています。

今日も、そのうちの1人と一緒に児童館で楽しく遊んできました。

場面緘黙児にとって、友達の存在はとても大切だと思っています。

だからこそ、友達作りについては、私は親として、普段から意識して取り組んでいることがあります。

場面緘黙について正しく理解してもらうことから始める

娘が学校でつらい思いをしないように、まずは周囲の理解を深めることが大切だと感じました。

そこで、学年全員(といっても娘の小学校は2クラスですが)に向けて、娘の場面緘黙について説明をしました。

さらに、保護者会でも同じように説明を行い、理解を深めてもらえるよう資料も配布しました。

一般会員に申込む

 

会員ユーザーのログイン