
場面緘黙親の会LINEオープンチャットに書き込みのあった、5家庭の保護者の「場面緘黙による挨拶問題で悩んだこと」についての体験談が参考になりましたので、緘黙マガジン編集部が編集して紹介します。
子どもが挨拶できないことで、周囲からの視線や指摘を受け、どのように対応すればよいのか悩んだ経験のある親御様も多いのではないでしょうか。特に、親戚や知人との集まり、学校での挨拶の場面では、子ども本人も親も戸惑うことがあるかもしれません。
この記事では、実際に挨拶に関する悩みを抱えた5家庭の先輩保護者の体験をまとめています。
同じような悩みをお持ちの親御様にとって、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
※この記事に記載された体験談は、あくまでも個人の感想になり、情報として決め付けるものではなく、様々な可能性やヒントを読者の皆様にお伝えする目的になります。内容が気になる場合は、専門家にご相談ください。
挨拶問題で悩んだ先輩保護者の体験談
「ちゃんと挨拶させなさい!」身内からの無理解が一番辛い
挨拶ができず、話せない双子に対して、叔母が「ちゃんと挨拶しないのはダメやろ。うちの近所の同い年の子はみんなちゃんと挨拶するよ? おかしいで。ちゃんとさせなさい」と言ってきました。
病院にも通っていることを伝えましたが、分かってもらえず…。
同じ日に父からも、「帰る時くらい、しっかり挨拶させろ!」と怒りの電話があり、ストレスの多い一日でした。
分かってもらえないのは仕方ないけれど、どうしてもイライラしてしまう…。特に身内だと余計に辛いです。
一番気にしているのは親や本人たちだから、日頃のストレスが爆発しそうでした。
叔母のことは好きだけれど、子どもが生まれてからこういうことを言われることが増えて、なかなか会えなくなっています。
(ナナコさん 小学校低学年)