2024年11月10日に行われた第25回「はぴもくcafe」交流会in愛知について、イベントレポートとして紹介します。
愛知開催は今回が7回目。
参加者はこれまでで最多の9名で、今回参加のお子さんは小学生の方が6名で一番多く、中学生の方が1名、支援者が2名という構成でした。
事務局側は4名で、お子さんは小学生の方が2名、中学生の方が1名、高校生の方が1名でした。
今回は小学生のお子さんが多く、支援者も複数人入った構成になりました。
イベント後にいただいたアンケートの感想を紹介しながらレポートとしてまとめたので、愛知で7回目に行ったはぴもくcafe保護者交流会がどんなものになったかチェックしてみてくださいね。
場面緘黙の子どもたちがハッピーになれるように、場面緘黙の子どもをもつ親がハッピーになれるように!「はぴもくcafe」は、そんな思いをもつ親が集まり、気軽にお話しできるcafeのような居心地の良い保護者交流会を目指していきます。
イベント概要
・開催日:2024年11月10日(日)
・開催時間:10:45~12:45
・開催場所:758キッズステーション 託児ルーム
・参加費:500円
・対象者:愛知県周辺都道府県在住の場面緘黙の子どもを持つ保護者。支援者の方も歓迎。
参加メンバー
■主催者
・辻田 和彰(緘黙パパ)
場面緘黙親の会代表。
自閉スペクトラム症、場面緘黙の小4の女児を持つ1児の父。
■司会進行
・にじいろ
場面緘黙の小2の女児を含む3児の母。
■司会補助・トークサポート
・あきまま
場面緘黙の高1の女児を持つ母。
■司会補助・トークサポート
・ゆう
場面緘黙の中1の女児を持つ1児の母。
■参加者
場面緘黙の子どもを持つ保護者と支援者9名。
当日の流れ
1.司会挨拶・はぴもくcafeについて
2.参加者自己紹介
3.交流タイム
4.事務局よりお知らせ
参加された皆様の感想
イベント終了後のアンケートで、皆様からいただいた感想を紹介します。
はぴもくcafeの満足度は?
満足:6名
やや満足:0名
どちらともいえない:0名
やや不満:0名
不満:0名
※6名の方から回答をいただきました。
参加した感想は?
※( )には、参加者のお子様の状況がわかるように、大まかな学年と性別を記載しています。
質問に対してさまざまなアドバイスをもらえて、今後の取り組みの参考になりました。
(小学校低学年・女児)
経験者や支援者の方とお話するのは初めてだったのですが、色々な立場の方から話を聞けてよかったです。
以前お話しした方とお互いのお子さんの成長を喜びあえるのも、すごくいいなと思います。
(小学校中学年・女児)
皆さんからのアドバイスがとても参考になりました。今まで知らなかった事が知れたり、これから行動にうつしていこうと思っています。
(小学校高学年・女児)
皆さんより沢山の情報とご助言をいただきました。ありがとうございました。
(小学校高学年・女児)
共感する事が沢山あり、1人で悩んでいた頃の自分に「大丈夫だよ」と伝えたいと思います。
(中学生・女児)
支援者という立場ではありますが、保護者様から伺ったお子さんの経過や対応の工夫から、たくさんのことを学ばせていただきました。また、保護者様ご自身が抱える悩みも直接お聞きすることができ、自分に足りていない視点も含めて、支援について改めて考える貴重な機会になりました。ありがとうございました。
(支援者)
次回もはぴもくcafeに参加したいですか?
ぜひ参加したい:2名
タイミングが合えば参加したい:4名
どちらともいえない:0名
参加したくない:0名
※6名の方から回答をいただきました。
今後取り組んで欲しいことは?
ランチ会でお話ししていましたが、医療保険の事や福祉サービスの事など、専門の方に話が聞ける機会があると嬉しいなと思います。
(小学校中学年・女児)
その他ご意見、ご感想
場面緘黙症にはいろいろな症状があり、成長の過程で変化することが分かり、参考になることが多かったです。また、元経験者の方の話も参考になりました。
(小学校低学年・女児)
今回初めて参加させていただいたのですが、とても有意義な時間になりました。もっと皆さんとお話ししたかったので、また参加させていただけたらと思います。ありがとうございました。
(小学校高学年・女児)
愛知県の中で、みなさまがどのような支援につながっているのか、あるいはどのような悩みや課題を感じていらっしゃるのか、といった実際のお話も聞くことができ、地域としての視点からも勉強になりました。
(支援者)
第25回はぴもくcafe愛知を終えた主催者からの感想
今回会場に参加した人数は事務局メンバー含めて12人と、これまでで最多になりました。
参加者の感想では、「様々なアドバイスをもらえて参考になった」「たくさんの情報を得られた」「経験者や支援者のお話しが聞けた」といった印象的なものがあり、参加者が多く集まったことで情報が充実していたのだということがわかります。
先輩保護者の経験談、場面緘黙経験者の経験談、支援者の経験談など、それぞれの立場からためになる話が聞けたのではないかと思います。
参加者が多く集まったことにより、様々な相談内容が話され、様々な経験談やアドバイスが話されたことで、有益な情報のシェアにつながったのではと感じました。
レポートのまとめ
今回愛知では参加者が最多になったのですが、リピーターさんが多く来てもらえたことが嬉しかったです。
会場準備を手伝ってくれたり、事務局メンバーと仲良くしてもらったり、参加者みんなで愛知のはぴもくを盛り上げてくれている点が印象的でした。
継続的に運営してきて良い雰囲気になっていると感じており、運営している事務局メンバーとしてもやっていて良かったなと嬉しい気持ちになりました。
参加していただいた皆様、本当にありがとうございました。