2024年7月14日に行われた第23回「はぴもくcafe」交流会in愛知について、イベントレポートとして紹介します。
愛知開催は今回が6回目。
参加者は前回より多めの5名で、今回参加のお子さんは小学生の方が3名で一番多く、中学生の方が1名、支援者が1名という構成でした。
事務局側は3名で、お子さんは小学生の方が2名、中学生の方が1名でした。
愛知では初めて支援者であり経験者の方が入ってもらえ、バラエティに富んだ参加者の構成になりました。
イベント後にいただいたアンケートの感想を紹介しながらレポートとしてまとめたので、愛知で6回目に行ったはぴもくcafe保護者交流会がどんなものになったかチェックしてみてくださいね。
場面緘黙の子どもたちがハッピーになれるように、場面緘黙の子どもをもつ親がハッピーになれるように!「はぴもくcafe」は、そんな思いをもつ親が集まり、気軽にお話しできるcafeのような居心地の良い保護者交流会を目指していきます。
イベント概要
・開催日:2024年7月14日(日)
・開催時間:10:45~12:45
・開催場所:758キッズステーション 託児ルーム
・参加費:500円
・対象者:愛知県周辺都道府県在住の場面緘黙の子どもを持つ保護者。支援者の方も歓迎。
参加メンバー
■主催者
・辻田 和彰(緘黙パパ)
場面緘黙親の会代表。
自閉スペクトラム症、場面緘黙の小4の女児を持つ1児の父。
■司会進行
・にじいろ
場面緘黙の小2の女児を含む3児の母。
■司会進行・トークサポート
・ゆう
場面緘黙の中1の女児を持つ1児の母。
■参加者
場面緘黙の子どもを持つ保護者と支援者5名。
当日の流れ
1.司会挨拶・はぴもくcafeについて
2.参加者自己紹介
3.交流タイム
4.事務局よりお知らせ
参加された皆様の感想
イベント終了後のアンケートで、皆様からいただいた感想を紹介します。
はぴもくcafeの満足度は?
満足:4名
やや満足:0名
どちらともいえない:0名
やや不満:0名
不満:0名
※4名の方から回答をいただきました。
参加した感想は?
※( )には、参加者のお子様の状況がわかるように、大まかな学年と性別を記載しています。
共感はもちろんですが、新たな発見・やり方・対処法等を教えてもらって助かりました!
自身の力だけでその方法に出会うにはとても時間が掛かる事なので、沢山の情報を手に入れて気持ちも元気になりました!
(小学校低学年・女児)
同じように悩んでいる保護者の方たちに、お会いできて良かったです。でも、やはり何かすぐ取り組むと効果があるというような対策は難しく、数年単位の変化を期待して気長に子育てするしかないんだなあと改めて実感しました。当事者の方が話せるようになった経過を聞いて、希望を持っていたいなあと思いました。
(小学校中学年)
雰囲気が良く話やすかったです。
(中学生)
色々直接お悩みを聞くことで、支援者側も新たな気づきや勉強になることもたくさんありました。
(支援者)
次回もはぴもくcafeに参加したいですか?
ぜひ参加したい:2名
タイミングが合えば参加したい:2名
どちらともいえない:0名
参加したくない:0名
※4名の方から回答をいただきました。
今後取り組んで欲しいことは?
ついつい盛り上がって話題が多岐にわたるので(楽しいのですが)、テーマを絞って話し合う時間を持ってもいいのかなあと思いました。カウンセリングの受け方について、学校の先生方に頼んで良かったこと、などなどテーマを募集するとか?
(小学校中学年)
その他ご意見、ご感想
緘黙パパさん、準備してくださった方々、お世話になりました。
(小学校中学年)
殺伐とした保護者に囲まれた時期があり、はぴもくカフェのような批判・避難されない空間で安心してお話が出来、嬉しかったです。
はじめて参加した頃の私を覚えて頂いてた方もいらして、その時期よりも明るくなった変化を指摘して頂いて嬉しかったです。
一人で悩んでしんどい時もありましたが、報われたような気持ちになりました。
(中学生)
直接話せるリアルイベントは貴重なので、今後も是非参加させて頂きたいと思います。
(支援者)
第23回はぴもくcafe愛知を終えた主催者からの感想
今回参加者の感想では、「自身だけでやり方や対処法に出会うには時間がかかる事なので、たくさんの情報を手に入れることができて元気になった」といった印象的なものがあり、はぴもくcafeの意義を改めて感じることができました。
たしかに、独りの保護者だけで情報を得るには限界があります。
場面緘黙は特に情報が少なく、理解するのも時間がかかると思います。
同じ悩みを持ち、経験してきた保護者同士が情報をシェアしあうことで独りでは得られなかった情報量を得ることができるのは良いことだと思います。
独りで悩まず、はぴもくcafeに参加して情報を得て、元気になってもらえたことは運営側にとって嬉しい感想でした。
レポートのまとめ
継続してくれている参加者から、「はじめて参加した頃より明るくなった変化を指摘してもらって嬉しかった」と感想を書いてもらえました。
愛知ではぴもくcafeの集まりを続け、継続的に参加する皆様がいるからこその感想で、何より嬉しい言葉になりました。
これからも愛知の事務局メンバーや参加者の皆様と一緒に親の会を続けていきたい気持ちになりました。
参加していただいた皆様、本当にありがとうございました。