場面緘黙親の会LINEオープンチャットに書き込みのあった、3家庭の保護者の「特別支援学級の検討方法」についての体験談が参考になりましたので、緘黙マガジン編集部が編集して紹介します。
小学校就学時の学級選びとして支援学級を検討されている親御様は、どのように支援学級を選んでいくべきか悩む方が多いのではないかと思います。
この記事では、実際に支援学級選びの経験をされた3家庭の先輩保護者が、どのような方法で検討し、選択したのか、体験話としてまとめてみました。
同じように支援学級の検討で迷っている親御様には、この記事を読んで、参考にしてもらえたら嬉しいです。
※この記事に記載された体験談は、あくまでも個人の感想になり、情報として決め付けるものではなく、様々な可能性やヒントを読者の皆様にお伝えする目的になります。内容が気になる場合は、専門家にご相談ください。
入学時に特別支援学級を選んだ先輩保護者の体験談
複数回見学して「人数少なくて落ち着く」という本人の意見を重視して決めた
娘は現在支援学級に通っています。入学前に支援学級に入るかどうか悩み、検討した時の体験が役に立てばと思い共有します。
私は支援学級か通常学級か悩んだ時に、支援学級に入る事で、同級生から特別な目で見られたり、通常学級になじみづらくなったりしないか不安でした。
就学相談時の担当者と、入学予定の小学校校長先生へ、そのことを相談しました。どちらの話し合いでも、子どもたちは今までそういう事はないし、仲良くやっているし、気にしていない。むしろそういう事を気にするのは大人の側の方。心配することはないですよと言われて、そうかと思いました。
娘とは入学前に支援学級と通常学級の両方を複数回見学に行きました。支援学級の方が人数が少なくて落ち着くという娘の意見を最も重視して最終的に支援学級に決めました。
結果は良かったと思っています。運動会や、遠足の時に担任や支援の先生がそばについてくれるなど支援が手厚く入るのと、担任とのコミュニケーションも密に取れるのが良いなと思っています。
知的障害が軽度あるのも要因かもしれませんが、入学して2回ほど行き渋りの時期があり、通常学級だったら不登校になっていたかもしれないと思いました。
今はまずまず安心して通えているのかなと思います。
(すみれさん 小学校低学年・女児)