2021年7月12日に行われた第3回「はぴもくcafe」Zoom交流会トライアルin愛知について、イベントレポートとして紹介します。
イベント後に参加者の皆様からいただいたアンケート内容を中心に、レポートとしてまとめていますので、少しでも交流会の雰囲気が伝われば幸いです。
場面緘黙の子どもたちがハッピーになれるように、場面緘黙の子どもをもつ親がハッピーになれるように!「はぴもくcafe」は、そんな思いをもつ親が集まり、気軽にお話しできるcafeのような居心地の良い保護者交流会を目指していきます。
イベント概要
・開催日:2021年7月12日(月)
・開催時間:10:00~12:00
・参加方法:zoom
・参加費:無料(トライアル開催により)
・対象者:LINEオープンチャット「場面緘黙親の会」愛知のお部屋に参加されている方
参加メンバー
■主催者
・辻田 和彰(緘黙パパ)
場面緘黙親の会代表。
場面緘黙、自閉スペクトラム症の女児を持つ1児の父。
■司会進行
・ココア
自閉スペクトラム症、場面緘黙の思春期女児を含む2児の母。
ひまわりの会(関西)主催。
■参加者
場面緘黙の子どもを持つ保護者5名。
当日の流れ
1.主催者挨拶:緘黙パパより趣旨説明
2.参加者自己紹介(できる方のみ)
3.相談タイム1:小学校就学(通常学級と特別支援学級どちらがいいの?)
4.相談タイム2:子どもの社会的自立(中学卒業後の進路~様々な気質の人がいる社会へ)
5.代表総括
参加された皆様の感想
イベント終了後のアンケートで、皆様からいただいた感想を紹介します。
はぴもくcafeの満足度は?
極めて満足:3名
満足:2名
やや満足:0名
どちらともいえない:0名
やや不満:0名
不満:0名
極めて不満:0名
※5名の方から回答をいただきました。
参加した感想は?
今朝、実は息子と一悶着があり、気持ちが下がっていたのとzoomの緊張とで気持ちがモヤモヤしていたのですが、初めて病院以外で緘黙の事を話せたことが嬉しかったことと、また当事者の方々から話が聞けて良かったです。
いろんなお話がお聞きでき、とっても勉強になりました。とくに地元の話題は助かります。
皆さんと直にお話できてよかった。
新たな発見ばかりでした。そして、楽しかったです!
色々な方法があることがわかったことと、未来をみて考えることができました。
次回もはぴもくcafeに参加したいですか?
ぜひ参加したい:2名
タイミングが合えば参加したい:3名
どちらともいえない:0名
参加したくない:0名
※5名の方から回答をいただきました。
今後取り組んで欲しいことは?
緘黙と反抗期が重なった時の対処、放課後デイの施設について詳しい事を知りたい、家庭でも緘黙をする子について
年齢別のはぴもくcafe
その他ご意見、ご感想
まだ色々と話し足りない事がありますが、今日は有意義なお話が聞けて本当に有り難かったです。
もし次回に参加させていただける機会がありましたら、次はもっと個人の方々の状況や背景を知ってからお話しできたら良いなと思いました。
話をするに当たって、話し方で誰かを傷つけてしまっていないか気になりました。
今回も自分の伝え方で嫌な気持ちをさせた方がいないかと気になりました。。。
今まで漠然とした悩みを抱えてましたが、皆さんのおかげで、具体的な課題が見えてきました。
お友達関係からうちの子は普通級かな。と思っていましたが、二次障害の可能性などを聞き、短期視点ではなく長期視点で考えようと思いました。
事務局の皆様本当にありがとうございました。自己紹介をそちらでやっていただけたことはとっても安心感がありました。
だいぶ年齢離れているのですが、幼稚園や小学校入学等の話題のほかに就労など将来を見据えた話題を作っていただいて大変感謝で、びっくりしました。
私は子どもが安心して過ごせる学校生活が送れるように環境を整えることに努めてきましたが、さらに学生生活の終わったあといかに社会で自立していけるために何をしたら良いか(例えば、そのときの状況に合わせてですが、困ったときに助けを求める練習とか)をもっと考えて先生方とも協力していただいてスモールステップを考えていけば良かったなと思いました。
同じ悩みを持った保護者の皆さんや経験者の方とお話できることは、海外で母国語を喋れる人と出会ったくらい有難いことだと思います。これからもこのような機会があるといいなと思います。
事務局の皆様は準備大変だったんじゃないでしょうか、また、私達への励まし、受け入れていただいてる感じがしてなんだかとっても癒されました。
改めて本当にありがとうございました。
第3回はぴもくcafe愛知を終えた主催者からの感想
今回は初の平日開催。集まりづらい時間かもしれないと心配だったのですが、無事人数も集まり、開催できました。
参加者のお子様の年齢層が幅広かったため、小学校就学から中学卒業後の話まで話題が広かったことが今回の特長だったように思います。
幅広い話題で発見が多かった
最初のテーマは、小学校就学で、通常学級と特別支援学級をどう選ぶかという話。次のテーマは、中学卒業後の進路から社会で自立するには、という話。
二つとも重要で大きなテーマだったので、幅広い意見が飛び交いました。情報もたくさんあったように思います。
難しい情報もあったので、困惑させてしまうかもと心配していたのですが、アンケート回答を読むと、新たな発見があったとか、勉強になったという意見があり、ほっとしました。
前向きに未来を考えることにつながった
大きなお子様がいる参加者がおられたので、これまでの経験話をたくさん聞かせていただく機会が多かったように思います。
小さいお子様の保護者にとっては、先の話を聞いて、これからの役に立てて頂けるのではないかと感じました。
特に前向きな話が多くあったので、小さいお子様の保護者の方々は未来を考えることに前向きになれたのではないかと思いました。
主催者自身も小さい子どもを持つ親なので、勉強になることが多くあり、参加者の皆様とともに前向きな気持ちになって交流会を終えることができました。
経験話を語っていただいた参加者の方々には本当に感謝ですね。
レポートのまとめ
皆様のアンケートを読んでもわかるように、今回のはぴもくcafeでは勉強になる情報交換がたくさんありました。
それによって、前向きになれた方が多くいらっしゃった事は主催者側にとっても大変嬉しく、トライアル開催での手ごたえを感じることができました。
参加していただいた皆様、本当にありがとうございました。